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オペレッタ
ピーターと狼 (361)
演奏時間:約23分

Peter and the wolf image

なんて素晴らしい朝だろう!なんと美し私の声 ピーチクパーチク!【オオカミ–Bariton】
ウオー!腹がへった 何を食おうか「ピーターと狼」が楽しいオペレッタになりました!
大垣市のバレー団からの依頼で、子供の為のオーケストラ入門として有名なプロコフィエフ作曲のオリジナルはナレーションとオーケストラによって演奏されますが、これを歌(ソプラノとバリトン/又はソプラノ・ソロ)とソロ・オーケストラによってオペレッタとして演奏出来るように作詞、編曲しました。初演はソプラノ・ソロとソロ・オーケストラによって行われましたがその後ソプラノとバリトンのヴァージョンで何度も再演され大好評です。

 

オペラ、ミュージカル、バレーの楽譜及音源のご要望は個別に承りますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください▶︎
上演される際はパンフレットに作曲者名の明記をお願いいたします。

バレー
ブンナよ木から降りてこい (楽譜なし)
1983年7月初演。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。
Bun-Na

 

松岡伶子バレー団の依頼によりバレーのための音楽を作曲。このバレー曲のうちロマンティックワールドはジェームスゴールウェイとの共同アルバムThe Enchanted Forestの中に収録されています。

作曲の構想スケッチ↓

sketch

 

 

バレー
ああ野麦峠 (814) 
 1988年月日初演。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

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松岡玲子バレー団によって初演後。

映画にもなった作品「ああ野麦峠」をバレーにしたい!と永年構想を温めていらっしゃった松岡礼子先生からの依頼で、バレー音楽「ああ野麦峠」を作曲しました。初演以来、海外公演も含めて何度も再演され大好評です。
ステージ一杯に降りしきる雪の峠を越す場面では「バレーリーナ達は黙って踊っているだけなので、歌も歌わせよう!」と画策して合唱を取り入れました。最初は歌うのを嫌がっていたバレリーナ達も「楽しい!」と非常に喜んでくれました。

 

舞台の映像抜粋・お楽しみ下さい↓
ああ!野麦峠#1 ▶︎
ああ!野麦峠#2 ▶︎
ああ!野麦峠#3 ▶︎
ああ!野麦峠#4 ▶︎

ああ!野麦峠#5 ▶︎
ああ!野麦峠#6 ▶︎

 

ミュージカル
ブンナ(377)
1993年初演。台本・演出:松岡直太郎氏、脚色:小松幹生氏
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

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Bun-Na-News

このミュージカルは、水上勉原作「ブンナよ!木から下りてこい」を基にして脚本作家・小松幹生さんが脚色した劇台本を、作者の許可を得て演出家・松岡尚太郎さんがミュージカル用に新たに書き直した台本に基づいて作曲されました。初演以来、中国日本共同公演を含めて、何度も再演されて好評を得ています。 他の命を犠牲にしても、自分だけ生き延びようとしていたネズミが死を覚悟して最後に歌うアリア…….おれはやがて死ぬ トンビはもう来ない
おれが死んだら、おれの体が腐ってくる
この体から小さな虫がたくさん生まれてくる
ほら見えるだろう
小さな虫たちが蝶々や蛾になっていく
蝶々や蛾がきれいだからと、かわいそうだと思ってはいけないよ
食べなくっちゃね 食べて生きてゆくんだ
おれは君が生き延びる為に死ぬんだ
そしたら、おれが君になるんだろう
生まれ変わりだよ 素敵じゃないか
それじゃ カエルくん さようなら
(死んだネズミの体から生まれた無数の美しい蝶や蛾が舞台一杯に飛び廻る….)
このシーンは作曲家が最も力を入れて書いた部分です。

 

ミュージカル
小さな虫の物語 (375)
 1995年2月初演。台本・演出:松岡直太郎氏、演奏時間:約1時間30分 全二幕
2002年3月2~3日 岐阜市民会館
2002年3月10日 大野町総合町民センター
2002年3月17日 美濃市文化会館
2002年4月5日 中国公演/淅抗省
2003年1月再演
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

A tale of little world image

ファーブルの昆虫記を基にしたミュージカルです。アリヅカコオロギはアリと暮らす不思議なコオロギです。コオロギの兄妹は、山アリの王女・ハアリと仲良くなり花の蜜をさがしに出かけました。草むらにテントウ虫の親子がやってきました。スズムシの夫妻が仲良く唄っています。突然、カマキリがテントウ虫の母とスズムシの妻を襲いました………..毒グモがあたり一面に巣を張りめぐらしています。スズムシの夫が戻ってきましたが、待ちかまえていたヤブキリに倒されました。コオロギ兄妹とハアリは弱肉強食のこの世界で、命の大切さ、生きることの喜びを夢見ていました。ヤブキリも、カマキリも、アリも、スズムシもみんなが仲良く暮らす世界です。しかし、コオロギの妹はカマキリに襲われました。残されたコオロギの兄は、最後の力をふりしぽり・・・
弱肉強食の非情な虫の世界のドラマを通して人間にも通じる生きる事の素晴しさを表現しています。命の大切さを美しくドラマティックな1時間30分の音楽で歌い上げたミュージカルです。星空のコンチェルトはこのミュージカルの「夢の国」から生まれました。

 

日中合同制作オペラ
西湖伝説・金色の鳳(太陽をさがして)(371)
1997年3月29日初演。台本・演出:松岡直太郎氏、全三幕。
日中平和友好条約30周年記念2008年11月29日、30日再演。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

VanishedSun-4

三年の年月をかけ中国と日本合同制作による2時間のオペラ。歴史認識の違う二つの国の共同作業として思いがけない問題もいくつかあり、紆余曲折を経て感動の初演となりました。

「西の国と東の国の争いが絶えない為に太陽が消えてしまった」と いう内容が当時の中国中央政府の反発を招き、上演禁止という事態になりかけました。スタッフの懸命の努力があり「タイトルは変えて中国側の監視の基に上演を許可する」ということになり初演当日は中国の要人も会場入りして緊張の幕開けでした。幕が下りた時「今日一日で帰るつもりだったが、とても感動したので明日の公演も見てから帰ります」と涙を浮かべて私の手を取ってくれたのは、その中国の要人の方でした。作曲して本当に良かった、と思わせられた瞬間でした。

 

オペラ
かかみ野の空(合唱組曲:大地の呼び声)(373)
1997年11月3日初演。台本・演出:松岡直太郎氏、原作:赤座憲久、演奏時間:2時間 全二幕
1999年11月3日、23日。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

KAKAMINO news paper

岐阜県・各務原生まれの児童文学者・赤座憲久先生作の【かかみ野の土】【かかみ野の空】という2冊の本があります。松岡直太朗さんに台本をお願いしたいという作曲者の強い願いを赤座先生も主催者も了承して頂き【オペラ・かかみ野の空】が完成しました。
権力や戦争に翻弄されながらも、大地に根ざして、強くたくましく生きていく民衆の、愛と死と生を、力強く歌うオペラです。
戦争に向かう男達を送る女達の合唱:生きて、生きて帰れ!名もいらぬ 功もいらぬ 命ながらえて戻れ!の作品は「かかみ野の空」(各務原)として初演されチケットが手に入らない人が続出するほど大好評でした。その後タイトルを「大地の呼び声」に改題されました。↓初演の舞台の映像抜粋・お楽しみ下さい
Wind…Tell him please…風よ伝え ▶︎
Calling from ground(An Opera)Finale ▶︎

 

オペラ
紙すきのうた (368)
1999年10月22日初演。台本・演出:松岡直太郎氏、演奏時間:約2時間30分 全三幕
総勢100人を越すスタッフ、キャストと大規模なセットによる上演は迫力があり、見るものの心に訴えます。
2000年11月25日/26日、2001年11月25日、岐阜市制60周年で再演:2015年1月24日、25日、他。

初演以来、何度も再演され続けています。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。

A song of paper-making image1

A song of paper-making image2

紙すきのうた実行委員会▶︎

岐阜の伝統産業「美濃紙」は、1300年の歴史を、持つといわれ、手すき紙は、そのほとんどが、女性によってすかれてきた。宝暦騒動がおわった明治元年の春。両親を亡くした元郡上藩士の娘「ゆき」は、長良川沿いの険しい峠を超え、紙すきの里、長瀬村武本家の養女となる。様々な人々に助けられ、下男であった「弥助」との純愛を秘めながら、紙すきとして、生涯をささげた娘「ゆき」が、美しい「典具帖紙」をすき上げるまでを感動的に描く。

一幕
美濃紙は、1300年の昔から、いつの時代も女が紙を漉いてきた。両親を亡くしたゆきは、“武本家”の養女となり、弥助は作男として働くことになった。女たちが唄う「紙すきのうた」が聞こえる。

二幕
弥助は庭に咲いた椿の花をゆきに届け、ゆきはすかし模様の紙に漉きたいと思う。病弱なちえの夢は、もう一度郡上に帰って暮らすことだが、金儲けしか頭にない仙太は理解できない。嵐の日、仙太が飛び込んできた。ちえが、雨の中で血を吐いて死んだのだった。 いつしか嵐は止み、暗い月が出ている。

三幕
ゆきと弥助は、幼い頃から一緒に暮らしてきたのに、心のうちを言葉にすることはなかった。にぎわう祝言の日。弥助はゆきの花嫁姿を見ることもなく、山に向う。宴たけなわ、ゆきの悲鳴が春雪の中に消えた。季節がめぐり、ゆきは弥助と歩いた遠くの山々を見ていた。今日も村の女たちが唄う「紙すきのうた」が聞こえる。

 

オペラ   オムニバス作品
一粒の豆
2003年12月13日初演。台本・演出:松岡直太郎氏 全二幕
一話ずつ独立した作品として演奏する事も、全曲通して上演する事も出来ます。いくつかのお話を組み合わせて抜粋上演する事も出来ます。日本だけでなく、2013年10月29日イタリア、フィレンツェでも上演されました。
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。
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第一幕

第一幕 1話—天の邪鬼 ▶︎ (362) 14分

岐阜県関市(刃物で有名)美濃市(美濃和紙で有名)のお寺に伝わる民話を基にしたコミカルな音楽劇です。今も神光寺の屋根を支える柱、木彫りの天の邪鬼に伝わる昔話。いたずらな天の邪鬼を村人達が智恵をしぼってやり込める、村人達と子供達、そして天の邪鬼との掛け合いが楽しい合唱劇。

第一幕 2話—猿丸と母 (363) 18分

霊峰.高賀山が伝える伝説。この山に住む魔物を退治した都の武将.藤原高光と村の女.あきよ.との一子猿丸は歌人として成人、母に諭されて都に旅立つ。百人一首の名歌と共に残る美しい物語。

第一幕 3話—名無し木 ▶︎ (364)18分

岐阜県文化財に指定されている古木伝説。圧政に苦しむ村人を救う為に、庄屋.金右エ門は理不尽な代官を斬殺して捕らえられた。その処刑前夜、愛する妻に我が子の行く末を託し、村人達と最後の別れを惜しんで処刑場の露と消えた庄屋の哀話。

第二幕

第二幕 1話—狐の嫁入り ▶︎ (365)19分

関と美濃の境の峠。下駄売り権太(ゴンタ)は村の娘達に取り囲まれて下駄を完売。通りかかった花嫁行列の振る舞い酒に上機嫌。狐か狸か、権太の見た一夜の夢の物語り。

第二幕 2話—豆の木地蔵 (366)24分

法然寺の小堂に今も祭られている「豆の木地蔵」の伝説。薄幸な娘「ちと」は家を追われ、道端のお地蔵様の所で見つけた一粒の豆で命を救われる。やがて尼となった「ちと」は不思議な豆の縁で、自分を追い出した義母と義妹に再会する。

エピローグ—終幕の合唱 ▶︎ (367)10分

ソリスト9人、総勢120人総出演による壮大なフィナーレ。

 

 

オペラ
月夜の夢 (365-B)
2014年12月21日初演。台本・演出:松岡直太郎氏、演奏時間:約40分
「藤掛廣幸ソロオーケストラ」作品。
Dream1 オペラ「狐の嫁入り」の続編のオペラ。
権太の見た一夜の夢の物語
狐に騙された権太は「鉄砲撃ちの猟師」に転身!狐退治に出掛けたが・・・