Solo Orchestra Image

初めてソロオーケストラがデビューしたのは1979年です。NHKの「たったひとりのオーケストラ」と言う番組で特集が組まれました。当時の新聞にもシンセサイザーを10台操ることから「手八丁で足ならぬワンマンオーケストラ」と評されました。そこで演奏された曲の中の一つに「銀河交響曲(804)」があります。銀河交響曲はその後ベルギーのレコード会社より世界発売されました。「ソロオーケストラ(Solo Orchestra)」はコンピューターを手足として使い,100人編成のフル.オーケストラにも勝る響きを作り出し一人(ソロ)で演奏出来るシステムをLondonの友人Jill Bainが命名してくれました。1000種類以上の音色を自在に駆使して交響曲やオペラ等の 壮大な音楽や、様々な曲をたった一人(ソロ)で演奏するシンセサイザーのフル.オーケストラ!コンピューター/キーボード4~6台/音源 数十台分から成り立っています。レコーディングのみでなく多くのコンサートでも演奏されチケットが売り切れになる程の大好評です。オーケストラの演奏が良く無い為に、とても悔しい思いをした事がありました。昔の作曲家は死後何年もたってから「やはり素晴らしい作品だった」と再評価されたりしてきましたが、いたたまれない気持ちだったんだろうな、と思います。「作曲家の思い描いている理想的な表現を、今すぐに伝えたい!」という発想が原点になっています。

Galactic Symphony(銀河交響曲)のサンプルオーディオ↓

 

テレビの仕事でのソロ・オーケストラ
NHK特集・ふるさと紀行・銀河テレビ小説・FMドラマ・CM(CM最優秀賞受賞)等、数多くのテレビやラジオ番組・ドキュメンタリー映画の音楽担当

 

その他の主なソロ・オーケストラの歩み

1979

TV・コンサート
第一回シンセサイザー・オーケストラ・コンサート「中電ホール名古屋」(1979年12月6日)
10台のシンセサイザーを一人で演奏 (多重録音無しの生演奏)YOUTUBE

「たった一人のオーケストラ」というタイトルでNHK総合にて全国放送(1979年12月12日)

1982

コンサート
東京、日本青年館大ホールに於いてソロ・コンサート(10月5日)
BOSE-802 スピーカー16台使用・4チャンネル音響システム(当時のBOSE社より全て無料で提供される)

1.山紫水明の章
2.リリカル・スペース
3.雪-中条雅二の詩による-
4.銀河交響曲

1983

CD
ベルギー「Pavanne Records」よりソロアルバム「銀河交響曲」をリリース

A面/1.イントロダクション   2. 1st・ムーブメント   3. 2nd・ムーブメント
B面/1. 3rd・ムーブメント:アダージョ   2. 4th・ムーブメント  3.コーダ

Galactic Symphony

 

バレー
「ブンナよ木から降りてこい」
松岡玲子バレー団によって初演。

1984 シンセサイザーソロアルバム第2弾「ROMANCE 」ロマンス 発売
Romance CD image
A面
Under the rainbow(妖精の森)
Love Song(愛の歌)
Stra’s Children(星の子供)
Fantasy(ファンタジー)
B面
Romantic World(ロマンティック・ワールド)
Pavane for Muse(ミューズのパヴァーヌ)
Riverside Serenade(河のほとりで)
Song of Alps(アルプスの歌)
Lullaby for a disused Doll  (木馬)
1985

コンサート
ベルギー・ブルッセル
Automobil Museumに於いてコンサート
ベルギー国立テレビにて放映

1988

作曲・コンサート
未来博88(ぎふ中部未来博)で「
樹魂の歌」をソロ・オーケストラと229人の合唱団により発表

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未来博88のパノラマ中部館で上映される3D大型立体映画、「バルーンは夢見る――飛翔ちゅうぶ」の音楽を担当 

 

バレー
「ああ野麦峠」の為の音楽。
松岡玲子バレー団によって初演。ロシア、アメリカでも公演。

1989

プロデュース・音響 
世界デザイン博覧会
音響総合プロデューサーとして、会場内の音楽、音響を 多数、作曲、演奏、プロデュースする。
「エンジェル・コーラス」は会場入り口(ドリームチューブ)の音楽として16チャンネル音響で作曲。

Design Expo

作曲・コンサート
「世界デザイン会議」のオープニング曲を作曲、演奏又パネラーとして講演と演奏も行う。

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野外コンサート
ジョージ川口さんと国の指定天然記念物の淡墨桜をバックに野外コンサートで共演   1000人の観客を魅了(4/14)
1990

CD
Sir James Galway との共演アルバム・レコーディング
世界発売。 「
The Enchanted Forest (妖精の森)」は アメリカ・ビルボードのクラシカル・クロスオーヴァー部門で5ケ月間ベストテン入り。売り上げはアメリカだけで100万枚以上。

The Enchanted Forest CD ImageRecording

コンサート
8月6日「広島海島博覧会に於いて、原田東岷・作詞「
世界の命=広島の心」をソリスト・合唱・パンフルートソロ・オーケストラにより発表
この曲は広島の合唱団のレパートリーとして定着。海外コンサートのプログラムとして度々取り上げられている。YOUTUBE

1993

ミュージカル
「ブンナ」作曲・演奏、初演。中国でも公演。

1994

CD
Sir James Galway との2枚目の共演アルバム「
Lark in the clear Air」  オーストラリアのシドニー、そしてニューヨークでレコーディング。世界発売。

Lark in the clear Air CD

1995

コンサート
被爆50周年メモリアルコンサートに於いて広島交響楽団と広島合唱連盟により
シンフォニー・オーケストラ版が初演される。
2007年にも再演。

コンサート
土器」(8人のソリスト/200人の合唱団/2人の打楽器奏者/ピアノ/シンセサイザー)YOUTUBE

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  ミュージカル
「小さな虫の物語」作曲・演奏、初演。
1997 オペラ
消えた太陽」作曲・演奏。 三年の年月をかけ中国と日本合同制作による2時間のオペラ。中国でも公演。

1997

 

オペラ
「かかみ野の空」作曲・演奏、初演。
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1998

合唱組曲
大地の呼び声作曲。

1999  コンサート
日本太鼓・小口大八さんと共演 第十三回国宝松本城太鼓門復元記念祭 全国太鼓フェスティバルにてコンサート (7/31
(小口大八さんと共演他多数)

オペラ
「紙すきのうた」作曲・演奏、初演。

2000

コンサート
New Millennium Classic 各地でソロ・オーケストラコンサート

2001

コンサート
藤掛廣幸Solo Orchestra「悠久の翔」
 YOUTUBE

  コンサート
ちば愛歌 藤掛廣幸ソロ.オーケストラ.コンサート
2003

オペラ
「一粒の豆」作曲・演奏、初演。2013年イタリア・フィレンツェ公演。

2005 コンサート
交響曲「出雲」YOUTUBE詳しくはこちら▶︎ 詳しくはこちら▶︎ 詳しくはこちら▶︎ 詳しくはこちら▶︎
2014

コンサート
藤掛廣幸アート・パフォーマンス
十二単着付けショー、朗読との共演

 

オペラ 「月夜の夢」の為の音楽。